昔、メーリングリストを主催していた時のことです。
とある青年の提案で、年の初めにちょっとした儀式(?)が始まりました。

それは「今年の漢字をひとつ選ぶ」ということ。

いわゆる『今年の抱負』のようなものですが、漢字一文字なのでこれがなかなか難しい(笑)

それでも年の瀬になって振り返ってみると、不思議なほどその漢字ひとつに一年の自分が表れていることがあります。
それが楽しくてこの10年間、「年の初めになると漢字を考える」という変わった癖がすっかりついてしまいました(笑)

写真は、今年の1月6日に花文字で書いてもらった「豊(ゆたか)」という文字の写真です。

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私は若い時から仕事漬けのような日々を送って来ていて、昨年大きな手術をした時に「この先はもっと自分や自分の時間を大事にしよう」と思い、今年の漢字一文字に「豊」という文字を選びました。
そして今年、この文字を毎日見て過ごしました。

ところが、仕事をせずに家に居るだけの毎日に、気持ちはどこか不満を感じ、焦りのようなものが見え隠れする自分がいました。
病気になった時、ある人は「これまで自分を大切にしなかったからだ」と言い、ある人は「もっとゆっくりしたほうがいい」とアドバイスしてくれました。そして自分でもそうしようと決めたのに、だんだんと時間が経つにつれ、「ゆっくりお茶を飲みながら好きな本を読んでいることは豊かなのだろうか?絵を描いてのんびりとしているのが豊かさだろうか」と思うようになりました。
他の人にとってはそうかも知れませんが、動くことが好きで仕事が好きで忙しいのが好きだった自分にとっては、それはひょっとしたら違うのではないだろうかと最近になって感じるようになりました。
もちろん、アドバイスしてもらった内容に間違いや不満があるわけではありません。

最近、ふとしたきっかけでニーチェのとある講座に参加しているのですが、ニーチェを読み進めるうちに、自分の中にあった熱のようなものに再び触れる機会がありました。
(もともと岡本太郎やニーチェのような生き方に惹かれるタイプなのです)
ガンの宣告を受けてしまったせいで私はすっかり臆病になり、あるいはとある方の「本心はゆっくりしたかったから、自分で自分をわざと病気にしたのよ」という話に恐れをなし、「それは大変だ。だったらゆっくりせねばまた病気になってしまう!」と一生懸命(笑)になっていたのでした。
それではつまらなくて当然。
自らすすんで楽しんでいるのではなく、逃げているのだから焦って当然です。

豊かさという言葉の持つイメージはさまざまで、人によって大きく異なるはずなのに、私は既成の枠に自分を当てはめようとしていたのだと12月も終わろうとする今になってやっと気づいたように思います。
豊かさとは、豊かになろうとする心そのもの、行動それ自体の中にあるのであって、「スタイル」を指しているわけではないのだと。

今年あった出来事や感じた事を裏面に書き残して、年が明けたらまた新しい漢字に入れ替えようと思っています。



今年はもうひとつ、毎日のように触れたものがありました。
それは友人のriccaさんが送ってくれる遠隔レイキと、いただいたお茶の数々。
ある時は白桃のお茶。ある時は紅茶やハーブティ。そして美味しい日本茶や、何と言っても今年最高のヒットだったのはご自身で作られたという梅酒です。
(今年自分で漬けたブルーベリー酒は驚くほどマズくて、とても飲めたシロモノではなかったです…涙)

abc


調子がいい時も更年期障害でウツウツとしていた時も、楽しい時も煮詰まっている時も、いつもriccaさんから頂いたお茶とともにこの一年を過ごしました。
クリスマスにもらった素敵な天使のペンダントとともに写真をアップさせてもらいます。
ほとんど飲んでしまったので最近のものしかありませんが・・riccaさん、ありがとうございました。

今年もたくさんの方にお世話になりつつ、なんとか無事に一年を終えることが出来そうです。



すでに有名な動画かも知れませんが、幼い時にチェルノブイリ原発事故を経験した女性の素敵な歌声を貼ってみました。



みなさま、良いお年をお迎えくださいね。

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