パステル・ジョナサン

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9月14日

『つめたいよるに』 江國香織/新潮文庫
図書館利用。

以前はまったく書いていなかった本や映画の感想。
日々の感想をメモ程度にと思って書き始めてみたら、「まるで私は暇人か?」と自分で思うようになった。 いや、仕事してます…。
で、自分で感想を書くようになると、やはり他人様の感想も気になってしまうのが人情。
よせばいいのについアマゾンのレビューを覗き見て、自分の感想と大きくかけ離れていることにしばしば愕然とするハメに。
江國さんのこの本もそう。
実は「江國ワールド」にまったく乗り切れない私だ。
神様のボートとかその他読んだのだけど、ウンともスンとも、何も引っかかってこない…。ムムム。感性が枯れてるから?
なので、江國さんの本を読むことにちょっとムキになっていたりする。
これも何度目かの挑戦だ。

ハイ、今回も私のハートを素通りでした。(T▽T)
この『つめたいよるに』に関しては、「まさに傑作」「これはもう神業」「神がかった文章のうまさ」等、絶賛のレビューが並んでいたのだけど私はまったく・・・。
あああ悔しい。その神業的感動を私も感じたいっ!
私は昔、童話というか児童文学を書いていたので、児童文学の手法を用いて大人が読めるファンタジー性のある小説、というものをちょっと夢見た時期があった。
子どもにではなく大人にこそ日常の中に隠れている魔法を!というのが当時の私のテーマ。
実力のない人間ほど大風呂敷を広げたがるもんです〜(`∇´ )にょほほほー。
そんな野望を燃やしていたので、先生から「これでは子どもの読み物にならない」とよく叱られたものでした。
だから実は江國さんの書くものにとても興味がある。
この人の文章の流れの感じ、言葉のわかりやすさと柔らかさ、タイトルの雰囲気などに、児童文学出身らしさを見て取れるのだけど、同時に、難しいものだなあと思う。
難しいというか・・ここらへんは自分の気持ちを上手く書けないけれど。
10ページ程度のとても短いお話が21編も入っているので、ちょっとした合間に読むには良い本かも。

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